一生住む家が欲しくなった時の情報収集のやり方

今までは賃貸に住んでいた人も、これから先、一生住む家が欲しくなるタイミングがやってくるかもしれません。一生住む家の情報収集は、どのような方法が良いのでしょうか。おすすめの方法として、住宅の販売業者に問い合わせたり、インターネットを活用したりするなど、さまざまな方法の良い点を取り入れながら、自分に合った探し方を探すことです。ある程度時間をかけてじっくり検討する方が、後々後悔しにくく、納得のできる家選びにつながりやすいと言えます。

住宅の情報収集のやり方として多くの方から人気を集めているのが、専門家である不動産業者の意見を聞くという方法です。住宅の性能や工法、不動産取引特有の商習慣や税制優遇など、不動産に関わるあらゆる情報を提供してくれます。なかなか自分だけでそうした情報を集めるのは難しいので、非常に頼りになる心強い存在と言えるでしょう。地域密着型の業者であれば、その地域特有の情報にも精通しています。取引価格の相場や住環境について、詳しい情報を持っているか、聞いてみましょう。

ただ、不動産業者はあくまで販売側なので、提供された情報を全て鵜呑みにするのは少し危険です。誠実な不動産業者であれば安心ですが、業者によっては自分たちに不利な情報をあまり公開していないところもあるでしょう。自分自身でもインターネットで情報収集をしたり、金融機関やファイナンシャルプランナーに相談したり、情報の裏付けを行うことが大切です。信頼できる情報源を複数保有しておくことで、バランスのとれた情報収集を行うことができます。

一生住む家が欲しくなったら、段階的に情報収集を行うのがおすすめです。まだ具体的なイメージが何もできていない段階で、いきなり不動産業者に問い合わせたり、金融機関に連絡したりするのはあまり適切とは言えません。まずは不動産情報誌やインターネットのサイトなどでいろいろな物件を見て、間取りや設備、立地条件などの自分が住みたい家のイメージを具体化していきましょう。また、ある程度の予算を決めておくことも大切です。

少しずつイメージが固まってきたら、用途に合わせてさまざまな業者に連絡を行います。例えば、住宅そのものに関する問い合わせは不動産業者が適していますし、住宅ローン等の相談は金融機関に行うのが最適です。家計全体を通してやりくりやローンの返済計画を相談したい場合は、ファイナンシャルプランナーに意見を求めてみることがおすすめです。